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日本独特の文化がアジアの子供たちの「みらい」を明るく灯す

JCAT(ジャパンカルチャーアジアトレーディング)の代表茂木龍一郎です。

僕には2人の娘たちがいます。彼女たちはマレーシアのジョホールバルに住んでいて、アメリカンスクールに通っています。

日本国内で学校に通っている子供たちと比べると、日本の文化そのものに触れる機会は、大分少ない状況下におかれています。

そんな彼女たちも、アメリカンスクールの長期休みの日を活用することで、日本に一時帰国します。この時、日本国内のあちらこちらに点在する、日本の文化が、視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚、五感を通して、一気に流れ込んでくることになります。

普段日本の文化に触れられていない分、普段日本に住んでいる同年代の子供たちよりも、より多くの感動を体感できているのではないか?本場日本の文化に触れた、彼女たちの言動を見て感じています。

たとえば、夏休みに日本に一時帰国。僕と家内、娘たちの合計4人で、横浜みなとみらいで開催された花火大会に行った時のことです。

浴衣を着て下駄を履いていた若いカップルの女性側の方を見て、

長女:「すごーい!カランカランと涼しげな音がするね!夏だなーって気がするね。熱いけど涼しい感じがして不思議だね!」

他にも、花火、屋台、団扇、風鈴・・・など、「これぞ日本の夏の文化!」と言うものが花火大会というイベントによってフル出動状態になっていましたので、終始興奮状態でした。他にも・・・

子供たち:「この竹細工はこんなに細いのに造りこまれていて凄いね!」@京都の土産物屋

子供たち:「日本の炊飯ジャーはこんなに種類が沢山あって凄いね!」@ヨドバシカメラ秋葉原店

子供たち:「このエコバックは軽いのに丈夫でがっちりしていて凄いね!」@タリーズコーヒー武蔵小杉店

子供たち:「300円なのにこんなに大きな浮き輪!」@300円ショップ横浜店

日本の職人さんが創った伝統工芸品、中国工場生産であっても日本の製造メーカーさんが創った商品。日本国内の様々な売場に陳列されている、日本文化の結晶を目の当たりにする度に、子供たちは感動を覚えているようなのです。

日本には他の国には中々見ることが無い、多種多様な独特な文化があります。

日本食、温泉、お酒、カラオケ、富士山、ラーメン、たこ焼き、回転寿司、桜、漫画、アニメ、テレビゲーム、J-POP,時刻表通りの電車、忍者、将軍、芸者、サムライ、着物、下駄、蕎麦、日本車、茶・・・。

子供たちの五体、五感を通して、沢山の日本独特の文化に触れ、多くを学ぶことになるのです。そして、その度に子供たちが、一回りも二回りも、大きく成長するのを感じるのです。

子供たちは日本人として生まれながら、海外のアジアで生まれ育ちました。普段日本国内に住むことができないとは言え、僕が子供たちに意識的に渡している、テレビ、アニメ、マンガ、雑誌、インターネットを通して、日本の文化に意識的に触れることができています。

その子供たちでさえ、日本に一時帰国した時には、言葉では言い表せないような感動を覚えているのです。かりにこれが、普段日本の文化に触れることが無い、アジア各国の現地の子供たちだったなら・・・。本場日本の文化に触れた時の感動は、一体どの位のものなのでしょうか?

日本の文化に触れたアジアの子供たちは、「みらい」のアジアで、どんなことを考え、行動するようになるのでしょうか?創造をあり巡らせているだけで、ワクワクしてしまうものがあります。

だから、僕は、アジア各国に住む子供たちにも、日本の商品やコンテンツを通して、日本の文化に触れてもらいたいのです。日本の文化の片鱗に触れたアジア各国子供たちに、実際に日本国内に来てもらい、本場日本の文化に触れてもらいたいのです。

さらには、日本の文化に触れることで得られた感動を、「みらい」のアジアの発展の原動力としてもらいたいのです。

そんな思いと共に、JAPAN CULTURE ASIA TRADING LIMITED(日本文化亜州有限公司)を香港で設立したのです。

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